井手 美里
ぴっころ保育園
年齢の枠を取り払うことで生まれる自由。
幼い頃、子どものお世話を任されることが多かった私。家から5分くらいの距離に親戚がたくさん住んでいて、10人ほどいるいとこの面倒をよく見ていたのです。その経験もあって、中学生の頃には保育士になることが将来の夢になっていました。菊清会は大学の先輩が働いていたこともあって興味を持ったのですが、食育への取り組みや、園を見学した時の異年齢保育の雰囲気に魅力を感じました。その日はみんなでお絵かきを楽しむ「絵画デー」だったのですが、クラスの枠を越えて年齢の異なるお友だちと楽しんでいて、その空間がとても素敵だったのです。新しい環境で、自分が素敵だと思った保育にチャレンジしてみたいと思い、入職を決めました。
子どもの前でも、ありのままの自分で。
保育士は完璧でないといけないと思い込んでいた私ですが、今はありのままの自然体でいいと思えるようになりました。そうなれたのは、無理に苦手なことに取り組むのではなく、得意なことを伸ばせる菊清会の環境があったからです。実は、私には偏食がありトマトが食べられません。子どもの時に無理して食べた記憶がトラウマになってしまったのです。偏食がある子の気持ちを理解できるので、無理強いせず「先生も食べられないお野菜あるんだ」と素直に伝えて、お互い楽な気持ちでいられるようにしています。同じ視点に立ち共感することで「先生、頑張ってみたけど食べられなかった!」とちょっとした報告もしてくれて、子どもたちとも近い距離で寄り添えていると思います。
伊藤園長
ぴっころ保育園
引っ越してから球場が近くなり、仕事終わりにも観戦に行くことができるので嬉しいです。
ライブに行くと、また仕事を頑張ろうと思えます!
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子どもの気持ちに寄り添う保育を心掛け、援助方法やタイミングなど子どもの姿から省察し、次の手を打ち出していくトライ&エラーを面白がっています。また、子どもの発達や興味関心を捉えて、手作り玩具製作も得意な先生です。